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審査員長 三谷 恭三(牧阿佐美バレエ団総監督)

審査委員長 三谷 恭三

6歳よりバレエを学び、1968年、研究生として谷桃子バレエ団に入る。
1971年、東京新聞主催全国舞踊コンクールにおいて第1位文部大臣賞奨励賞を受賞。
1974年、谷桃子バレエ団「ジゼル」(全幕)で谷桃子のパートナーとしてアルブレヒトを踊り、大きな注目を集めた。
1976年牧阿佐美バレエ団の清水洋子と第8回ヴァルナ国際バレエコンクールに出場、最優秀カップル賞を受賞。文化庁の芸術家在外研修員として1年間、モナコに留学、マリカ・ベソフラソバに師事。
1976年、牧阿佐美バレエ団海外公演に参加し、伊、仏、英、イスラエルなどで「海賊」のグラン・パ・ド・ドゥを踊り好詐を博した。モナコより帰国後 の1979年、牧阿佐美バレエ団に入団。ダンスール・ノーブルとして、海外公演も含めて数多くの主役を踊る。主なレパートリーに「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「ドン・キホーテ」「ライモンダ」「ラ・バヤデール」「ラ・シルフィード」「ジゼル」「コッペリア」「ホフマン物語」「リーズの結婚~ラフィー ユ・マル・ガルデ~」などがある。
1993年より「ダンス・ヴァンテアン」のプロデュースを手がけ、2004年までに10回の公演を実現した。1994年、牧阿佐美バレエ団の総監督に就任。

振付家としての業績
「ペルソナ」(1993年)、「バンデュール」(95年)、「ガーシュウインズ・ドリーム」(97年)「ヴァリアシオン・プール・カトル」(2000年)「くるみ割り人形 」(2001年)
2005年NHKニューイヤーオペラコンサート「サロメ」の「七つのヴェールの踊り」(酒井はな出演)
サントリーホール19周年ガラ・コンサートの「カルメン組曲より」(笠井裕子、菊地研出演)、2006年成人の日コンサート(サントリーホール)の「女のためのアダージェット」(平野公崇、笠井裕子、菊地研出演)を振付ける。
またローラン・プティとの交流を深め「ノートルダム・ド・バリ」「若者と死」「アルルの女」など名作の日本初演や、2001年の牧阿佐美バレエ団創立45周年委嘱作品デューク・エリントン・バレエの世界初演、2004年には新制作「ピンク・フロイド・バレエ」の初演を実現し高い評価を得た。
また2005年9月、30年ぶりとなる海外公演をスペインとフランスで果たし、大きな成功を収めた。
牧阿佐美バレエ団の経営と後進の指導に精力的に取り組むかたわら、ヴァルナ国際バレエコンクール、ペルミ国際バレエコンクール、ソウル国際ダンスコンクール、東京新聞主催全国舞踊コンクール、こうべ全国洋舞コンクールなど、国内外の主要なバレエコンクールの審査員を務める。